レクタングルとは・・・で書いたようなことを考え始めたのは・・・
今から30年以上も前、こんな風に感じていたことがきっかけです
それは・・「大体の日本人は和服が似合うのに
外人さんは、似合う人が少ないな~」 って
最初は素朴な疑問だったんですが「なぜだろう、どうしてかな」と
考える内にそれぞれの体型の違いと特徴が関係していることに
(10年以上掛かって)気がついたんです
大きな骨格を持つ外人さんは
スラッとして脚が長く、大きなバストも魅力的な分、肩幅は広く
腰も張っているのでウエストを細く見せないと細い部分が脚しかなく
ウエストと脚を隠してしまう和服を着ると
良い所が見えなくなり”太巻き”みたいな感じに・・・
逆に日本人は日本人体型でも書いたように
骨格が細い上に欠点である腰の低さや手足の短さが
見事に和服によってカムフラージュ!!
帯の高さはありえないほど腰の位置を高く見せ
手足の関節の位置をうやむやにしてくれるその形はまさに理想的
そしてさらに和服でのセクシーさは”バスト”(谷間)ではなく
”うなじ”なので首の細い華奢な日本人には有利に
肉付きのいい外人さんには不利に働く事になってしまうのです
日本人の体の特徴をこれほどまでにカバーしてくれる服・・・
それが和服です。 (私は洋服屋ですが)
歴史を感じますよね
古くから考えられ発展してきたんでしょうね
とにかく、スタイルがよくなってきたとは言え
まだまだ欧米並みとまではいかない日本人にとって
洋服選びの中で何か参考になるのでは ・・・・・・
それでは、次回。
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