役に立つ服Ⅳ(セレクトについて)

最後の柱は、ひとつ前のコラムの最後に書いた

なんとなくコーディネイトが出来る

そう、コーディネイトしやすい服です


服には、色やデザインやバランスなどにおいて、匂いやテイストがある

それぞれ服の誕生の歴史や時代背景、発展の経緯などから作られるそれは

また分解や化合を繰り返して新たな匂いやテイストになってゆく

コーディネイトとは

匂いが複雑に入り組んだ服を丁寧に見ながら

一つ一つの匂いを明確にし

同じ匂いをつなぎ合わせ、一つの様子をつくること

もちろん、服を着る本人の意思が伝わるかたちで・・・・・


それはそれは大変な作業

膨大な情報と知識と試行錯誤

そして慣れと勇気と客観性とチョットした自信・・・・

つまりはなかなか難しい。


だから、私達がセレクトしています

一つの服の中にある様々な表情をとらえ

その多様性を読み取り隠れた匂いをつなぎ合わせる事が可能なモノを・・・

相容れないものたちがいれば第3のアイテムを仲介させ

一つにつなぎ合わす事が出来るモノを・・・・

数多くの試みからでた答えをもとに

ありきたりにならず、はみ出し過ぎ無いモノを・・・・


さて、長々と《役に立つ服》について書いてきましたが

この三つの柱をクリアしていても

+RECTANGLEのセレクト商品になる分けではありません

この先にさらなる関門が・・・・


それでは次回。

0コメント

  • 1000 / 1000